安全登山のお願い
天候
 山の天候は平地に比べ大変変わり易い為、出来る限り早出早着を心掛けて下さい。
台風時や9月下旬以降の初雪時などは十分な装備と経験が必要です。
雪崩
 GW期間中から六月頃にかけては、注意が必要です。
夏山シーズンでは問題ありません。 
落石
 雪解け、降雨等で地盤が緩み斜面にある石が滑り落ちます。
雪渓、登山道で落石が多く見られる個所では休憩など取らず出来るだけ速やかに通過して下さい。
落石の音にも注意を払って下さい。
落雷
 針ノ木小屋周辺は比較的、雷は少ない場所ですが稀に近くで落ちることがあります。
雷鳴、雷光を確認したら速やかに小屋に戻るか、間に合わない場合は姿勢を低くしてやり過ごして下さい。
クレバス
 雪渓が徐々に融け始めるとクレバスや穴が空いてきます。
危険な箇所は紅ガラ等で誘導してますが紅ガラ上でも小穴が空くことがあります。
周辺の雪渓が薄くなってる箇所や沢筋、沢音のする場所を通過する時は十分に注意を払って下さい。
鎖場・ロープ
 夏道登山道には鎖場やロープが張ってある箇所があります。
それらを使う場合は必ず登攀の補助的に使用して下さい。決して全体重を掛け引かないでください。
装備
  アイゼン
    雪渓上を歩く時はアイゼンを使用して下さい。スリップや滑落を未然に防ぎます。
    大沢小屋、針ノ木小屋でも四本爪の軽アイゼンを500円で貸し出しています。
  ピッケル
    小屋開け近くの残雪期、針ノ木岳トラバースが残っている場合、必要です
  ストック
    特に雪渓上を歩く場合、スリップや転倒を防ぎます。
    雪渓歩きに慣れている人は必須ではありません。
    又小屋が混雑している時は取り違え防止の為、短く収納しザックに付けておいて下さい。   
  登山靴
    最近、登山靴のソールが剥がれる人が多く見られます。
    殆どの場合、接着剤等での処理では修復不可能です。
    小屋では応急的にテーピングや針金で留める位の処置になります。縦走などを続けることは困難です。
    事前にチェックをする事をお勧め致します。
    又稀にですが混雑時、早朝に出発するお客様で登山靴を間違われる事があります。
    防衛策として登山靴に名前のタグなどを付けているお客様もいらっしゃいます。 
  手袋
    鎖、ロープ、岩等を掴む時に有効です。
    又、転倒時の怪我防止にもなります。    
  その他
    雨具、地図等の必需品は専門書、ガイドブックなどを参考にして下さい。
体調管理
 小屋は2500m程ですが高山病に掛かるお客様もいらっしゃいます。
十分な睡眠、栄養を摂って万全な体調で登山して下さい。
雪渓歩きは涼しいのですが熱中症にも掛かります。日差しの強い時期の登山は帽子等を被って直射日光を避けて下さい。
サングラスも雪目を避ける為、有った方が良いです。
又水分補給もこまめにして下さい。
高度が上がると空気が薄くなります。登山中は空気を吸う事より吐く事を意識しましょう。
登山届
 登山届は必ず提出して下さい。
ポストと用紙は扇沢登山口にあります。
飲酒
 高度が高い為、平地より酔い易いです。
針ノ木小屋では生ビール等の酒類を扱っていますが過度の飲酒は避けてください。
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